No:036 「FXの疑問について:続き」

● 「FXの疑問について:続き」

第36回目

はい!

では、前回の続きです!

FXの用語や注意点など、今までに出てきた言葉や伝え切れなかった注意点などについて、今回も勉強しましょう。

●FXで絶対勝てる方法があれば教えて下さい!


このような質問に対して、毎回絶対勝てれば苦労しませんが
実際には不可能です・・。

しかし、トータルで常に勝つことは可能です。

例えていえば、

10回売買してトータルで勝つというスタイルです。

 

★5勝5敗でもプラスになる事がある!

1回1回で絶対に勝つことは出来ません。

プロの銀行ディーラーでも(プロ中のプロの人)10回売買しても3~4回は負けるといわれています。

ただし、10回の売買で常にプラスの利益を手に入れているために5勝5敗でもいいといわれています。

つまるところ、勝つときに常に2万円以上勝ち、負ける時には常に1万円以内に留めることにより、5勝5敗でもトータルでみた場合は合計結果はプラス5万円になるというわけです。

わかりますか?

10回のうち5回勝って5回負けても、勝ちで2万円負けで1万円ずつなので5万円の儲けが出せたということです!

このブログの読者の中には1ヶ月で10回売買する人もいれば、1年で10回の売買をしないかも知れません。

つまり自分にとって、いかに情報を分析して、

いつしかけるのか・・・?



いつどのような状態ならば、

買い注文、売り注文を行うのか・・・?

以前お話しした注文の仕方で、IFD注文、OCO注文、IFO注文がありましたが、設定したは良いけれど為替市場が自分の相場設定まで、値段が来ない「約定しない」
ければ、1年で10回くらいの取引き、いやもっと少なくなるかも知れませんね。

特に、移動平均線を使った売買パターンのグランビルの法則を行うと、非常に確立が高いシグナル・サインですが、それだけで売買判断をしていると年に数回の取引きの売買になってしまうでしょう・・。

ここで5勝5敗でも良いとすれば、他のシグナル・サインを参考にして比較的、頻繁に売買するようにすれば良いのです。


その際に大事なことは、

「ストップロスを必ず実行する」ことなのです。

先程の負ける時の値段は1万円以内と、

話しましたよね・・・?

あれが、ストップロスに当たる部分です。


これを2万円以内に設定してしまったら・・・・・。 

利益は「ゼロ」になってしまうからです。


いかにストップロスが大事か分って頂けたでしょうか・・。


結論:大きく勝って、小さく負けるのみ!

この繰り返しで利益をあげつつ、年に数回訪れるグランビルの法則を取り入れれば、勝ちはさらに大きくなるのではないでしょうか・・。

それではこの話しはこのあたりで終わりにして、次の問題にいきます。


●1年間でFXが儲けやすい時期ってありますか?


★本国に資金が還流される決算期が儲け易いでしょう。

皆さん、良く考えてみて下さい。

日本企業が海外で稼ぎ出した利益、配当金はいずれは日本にある本社に送金されますよね?

アメリカでも日本に進出した会社も、いずれは本国の会社に決算期には送金されるはずですよね?

その時には、ドル、ユーロ、などを主力とした通貨がその国の通貨に交換される必要が出てきます。

結果的には日本の会社であれば、海外で利益がでたお金を日本円に交換しますので結論としてはこの場合には、円買いが発生することになるのです。


アメリカに本社の会社があればドル買いが、ヨーロッパに本社があればユーロ買いが発生することは予想できますよね。

このことを逆手にとって売買を行えば良いのです!

まとまった本国送金が発生しやすい時期は、各企業の会計年度末、つまり決算期です。

日本では多くの大企業は3月末を決算期にしているため、3月末に向けて円買いが強くなる傾向があるのです。

勿論、ぎりぎりでなってから慌てて送金するというのではありません。

こうした動きは2月頃から徐々に起こると考えておけば、良いです!

同様に海外で活躍する欧米の企業が行う本国送金が集中しやすいのは、欧米企業の決算期にあたる12月である事が多いとされています。

但し、12月はクリスマス休暇や何かと気忙しい時期にあたるので、実際には11月下旬にあたりにまとまった本国送金が行われるのではないでしょうか・・・?

だからといっても12月にドル高になるとは限らず、状況によっては本国送金が少なくなる事もあります。

それ以上にインパクトのあるドル売り要因が発生すれば鈍る事も考えられますからね。

つまり、どちらかといえば「その時期に傾向が強まりやすい」としかいえないのです。

この程度の認識で、世界情勢を考える事が無難だと思われます。


結論:各国決算期に要注意。

但し、値動きの大きいときはリスクもありえる事を忘れずに!

今回はここまで。
 
第36回のブログを読んで頂きありがとうございました。

次回も頑張って知識を、どんどん吸収していって下さいね。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】
 
次回は「FXの疑問について:続き01」をお伝えします。
 
現在、円は155円50銭台をいったりきたりしていますね・・。

次回も続きのお話をしますので、楽しみに待っていてくださいね!

それでは、次回をお楽しみにして下さい。

 

No:035 「FXの疑問について」

● 「FXの疑問について」

第35回目

今日は、FXの用語や注意点など今までに出てきた言葉や伝え切れなかった注意点などについて復習の勉強も兼ねて勉強しましょう・・。

まずは、ポジションについて!

●1:ポジション
どれくらいの外貨を買っているのか?(売っているのか?)の状況を示す言葉です。

例えば1万ドルの買い注文が約定すれば、「買いポジションを持っている状態」の意味になります。

売り注文が約定すれば、「売りポジションを持っている状態」の意味になります。  実際、今日現在、1ドル=156円台や155円台になっているので、売る注文を出して154円で決済されれば利益が出ます。

このように売り注文から注文を出せるのは、FXならではなので他の株式や外貨預金で損失が出ている方達をよこめに、しっかり稼いでいる方も多いのではないでしょうか・・・?

話しをもどしてこれらの事を訳して、「買いポジ」、「売りポジ」と言ったりしています。

取引を行っていない状態を「ノーポジ」と呼んだりする事もあります。

相場が読めないときは、いったん休んで様子見を行う事も大事です。


私も相場が日銀が為替介入してからは、為替相場を様子見していました・・。
まさに、このような状態を「ノーポジ」と呼ぶのです!

次は、ロング/ショートについて!

●2:ロング/ショート
よく聞かれるこの言葉で、「ドル/円ロング」、「ドル/円ショート」と言う言葉があります。

「ロングは、買い」「ショートは、売り」の意味になります。

*1「ドル/円ロング」は【ドル買い、 円売り】の意味です。つまり「円を売って、ドルを買う」ともいいます。

*2「ドル/円ショート」は【ドル売り、円買い】の意味になります。つまり「円を買って、ドルを売る」ともいいます。

頭の中をきちんと整理しておいて下さいね!
慣れるしかありませんので・・。(笑)


今度は、ピプス(pips)について!
●3:ピプス(pips)

為替レートの表示で「ドル/円のスプレッド2pips!」と見かけますが、

1pips(ピプス)=1銭と思うかも知れませんが正確には違います。

ピプスとは為替レートの最小単位で、ドル/円の時には1銭になりますが、ユーロ/ドルの時には、1.4101と表示してある場合は、1桁の位の1が1ピプスになります。

仮に為替レートが98.05から、98.15に上がった場合は「10pipsあがった」といいます。


次は、マージンコールについて!
●4:マージンコールがかかったら・・すぐに決済して下さい!

ストップロスの設定をするのは、基本なのでこれを怠ると、
マージンコールにかかるおそれが出てきます。

そもそもマージンコールとは、含み損が膨らみ放りっぱなしにしておくと、「ロスカットととなる可能性があるので、今のうちに証拠金を追加して下さい。」と教えるシステムでしたね。

一見、初心者にとっては優しいシステムですが実際のところはマージンコールがかかる時点で、実はアウトです・・。

私も随分このマージンコールのお知らせが届き、証拠金を追加した記憶が多々ありました。

しかし、その結果のほとんどは赤字でした・・・。

このような経験からマージンコールがかかるような取引をしてはいけない!っと学びました。

特に基本のスイングトレード(約10日間)での取引の場合においては、マージンコールがかかる時には、相当な含み損が膨らんでしまっているか非常に高レバレッジの取引をして、相場が急変動した時ぐらいです。

このようなことから分るのは、「ストップロスの設定をしていなかったのが最大の原因」なので、必ずするようにして下さいね!

ストップロスを適正にしておけば仮に損失が出ても、マージンコールがかかるレベルの損失に比べれば、はるかに小さいものですからね。


●5:仮想取引やデモ・トレードってやった方がいいの?

結論から言えば、「仮想」では全然、気持ちの入れようが違います!

FX会社によって当然、売買注文を出す時の操作やチャート、情報画面の中身や、自分の口座情報、などは大きく異なるでしょう。

その多くは実際に口座を開設して「ログイン」してみないとわからないものですが、口座開設をする前に「デモ・トレード」の利用申し込みをすれば大体、分ってきます。

そういう意味で、【デモ・トレードを試みる】ことは何より「どのFX会社を選択して付き合うか?」を決める際には大いに役立ちます。

勿論、仮想の証拠金を使って実際の相場で注文、決済を行い、そのFX会社の操作の仕方に慣れることも知るうえでは、いい経験が出来ますのでやってみる価値はあります。

ただ、デモ・トレードは一般の投資家にとってみれば、かなりの高額な証拠金が初めから与えられたり、投資判断を誤ったりしても仮想の出来事なので気持ちの入れようが全然、違ってきます。

 

(後でこの意味が、自分の証拠金でやってみると、良く分ります。)

あくまでも、デモ・トレードはFX会社の選択をする際の指標として割り切った方が良く、早めに気に入ったFX会社に口座を開設して「実践」に入る事をお勧めします。

実践で積み上げた経験値は、勝ち戦のための貴重な情報になるのですから・・。

★実際に役立つのは、実践の経験値です。


●6:FXは、取引の出来ない時期や時間があるの?
結論:FX会社のメンテナンスの時や土日はできません。

FXの会社のメンテナンスは大抵明け方が多いです。
24時間眠らない外国為替取引も、個人の投資家が参加するにはFX会社を通して行っています。

会社はシステム管理を行うので定期的なメンテナンスが必要です。

ただほとんどの場合、システムメンテナンスは明け方に行う事が多いので、取引の1番影響の少ない時間帯に行われるのが一般的です。

心配でしたら複数の会社で取引できるようにしておけば更に安全です。

備えあれば、憂いなし。  

ですからね。

もしも、この時間帯に相場が大きく動いたとしても、もう一つの別のFX会社で、注文なり、決済が出来れば安心ですからね!

●7:土日は外国為替市場はお休み
外国為替市場は24時間眠らない・・・。

といっても、銀行取引が行われない土曜、日曜はやはりお休みになります。

日本時間でいうと土曜日の朝から月曜日の早朝まだが、お休みに当たっていると思って下さい。


その一方で年末年始は1月1日を除き、基本的に外国為替市場は稼動しています。 

日本では株式市場の「大納会」から「大発会」までが年末年始休暇ですが、海外市場は動いていますので、注意が必要です。

お正月気分でいると大きく相場が動く事もあるので気をつけて下さいね。

★取引の出来ない土日は、休むも勉強するもあなた次第です。

 

●8:本当のところ、FXを始めるのに、いくらあればいいの?
 結論:30万円ぐらいが目安です。

★投資金額に見合った利益を得る事が1番大事になります。

極端に少ない資金で始めてしまうと、レバレッジを大きくする必要が出てきます。結果的にロスカットのリスクを背負う事になりその結果、得られる利益は小額になってしまうのです。

前にもお話ししましたがFXはトレードスタイルによって、適切なレバレッジがあり、そのレバレッジにする為には、ある程度の証拠金が必要とお話ししましたよね!

その最低ラインの金額はおおよそ、30万円と思ってくれていいでしょう。


勿論、それ以上のお金をFXに投資可能であれば複数の通貨ペアを持つなど取引の幅も広がり、もっと良くなるでしょう。

FXは自己責任で行うものですから、30万円以下の資金がダメという事ではありません。

リスクを考慮して、ギャンブルにならないFX投資を行って下さい!!

以上のことを考えてみた時にギャンブルにならない程度の資金を考えると頑張って30万円を貯めてからの方が、無難だと思われます。

資金は、多ければ多いほど、良い。
しかし、少なすぎるのは・・・・△。

今回は、ここまで。

第35回のブログを読んで頂きありがとうございました。
次回も頑張って知識を、どんどん吸収していって下さいね。


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【編集後記】
 
次回は、「FXの疑問について:続き」をお伝えします。
現在、円は155円台をいったり、きたり・・。


次回も続きのお話をしますので、楽しみに待っていてくださいね!

それでは、次回をお楽しみにして下さい。

 

No:034 「FXで儲けるコツ:続き01」

● 「FXで儲けるコツ:続き01」
 
第34回目


FXで儲けるコツは3つ

済み1:大きく勝って、小さく負けること
済み2:通貨ペアの特徴を知ること
  3:FXの為替リスクを知っておくこと


●FXの為替リスクを知っておこう!

☆値動きが激しいことは、良いことばかりではない。

随分前に相場の動く時間帯を紹介しましたね。
この値動きの激しい時間帯というのは儲けが大きくなると同時に、損失も大きくしてしまう時間帯でもあるので注意が必要です。

特に外国為替市場では日本の株式市場であるような、値幅制限(ストップ高やストップ安)が存在しませんので、買いポジションを持っている時に上がるのは大いに結構なのですが下がる時にはシステム的に、株式市場のようなストップ安というものがないので注意して下さい。


また、FXではレバレッジを効かせているのでレバレッジの分だけ損失も大きくなる事を、覚えておいて下さいね。

但し、相場が上がってくれればレバレッジの分だけ儲ける事が出来ますけどね。

そして証拠金が十分にないと、値動きの波がロスカットレベルに達してしまうこともありますので注意して下さい。

「私も証拠金が少ないときに、レバレッジを効かせてポジションを持っている時はすぐに証拠金が不足がちになってしまいましたので・・。」(笑)


皆さんは、こんな事にならないようにして下さいね。


●価格急変時は流動性が確保できなくなることもある

株の世界では取引量の少ない銘柄においては、売り注文が殺到して買い手が見つからずに売るに売れない状態に陥る事があります。

外国為替市場でも、為替相場が予想していなかった判断材料が出そろうとこのようなことが起きる事があります。

主要3通貨のドル・ユーロ・円 においてはその危険性はまず少ないのでいいのですが、第4、第5の通貨といわれるスイスフラン、英ポンドとなるとその危険性は増してきます。

それ以外の流通量が比較的に少ないのですが、投資家に人気があるのがNZランドドル、豪ドル、南アフリカランドドルになっています。


●これらのリスク対処法

対処法は2つ

1:必ずストップロスオーダーを置くこと。
2:レバレッジを必要以上に高くしないこと。

以上2つが対処法になるわけですが結局のところ、儲けるためのコツを実践していればこれらのリスクをうまく回避できますので、安心して下さい。


●FXの為替リスクについて!(まとめ)

その1:値幅制限がない!

株で言うストップ安がないので、どこまでも下がってしまったり、上がってしまったりすることがある。

 

ロスカットに注意。
証拠金が少ないとロスカットレベルに達してしまうこともある。


その2:売れないこともある!

為替市場が予想していなかった判断材料が出そろうと注文が殺到し、取引が出来ないこともありうる。流通量の少ない通貨は要注意。
 

今回は、ここまで。

第34回のブログを読んで頂きありがとうございました。
次回も頑張って知識を、どんどん吸収していって下さいね。

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【編集後記】
 
次回は、「FXの疑問について」をお伝えします。


これまで、随分と頑張って勉強してきましたね!

もう一通りの知識はほぼ伝えたと思っています。

あとは、あなたがこれまでの知識を良く復習してパソコンを前に注文を出す時期が来たと思っています。

後はパソコンの画面を見てデモ口座で構いませんので、チャート画面が見られるように済ましておいて下さいね!

無料で練習できますので‼

それでは、次回をお楽しみにして下さい。

 

 

No:033 「FXで儲けるコツ,続き」

● 「FXで儲けるコツ,続き」
 
第33回目

FXで儲けるコツは3つ

済み1:大きく勝って、小さく負けること
  2:通貨ペアの特徴を知ること
  3:FXの為替リスクを知っておくこと


2:通貨ペアの特徴を知ることの、続き
前回、ユーロ/ドルだけだはドル/円の傾向が分らない・・・・。

とお話ししましたよね。


そこで見るのがユーロ/円なのです。

 

「ユーロ/ドルが下がると、ドル/円が上がる」という予想を確かなものにするためには、ユーロ/円を見る事が重要ですからね!

しかし、ユーロ/ドルが下がっているのもかかわらず、ドル/円も下がっている、つまり、円高になるという現象が起こることがあります。

これは先程の話と反するもので、ユーロ/ドルだけみていては説明が出来ません。

ユーロ/ドルが下がるという事は、欧州経済に対して米国経済が良いと思うのですが、それはあくまでも「この2つの経済圏の話し」で必ずしも「世界全体に対して米国経済が良くなったわけではないからです。」

つまり、米国経済・欧州経済の両方に不安が広がっている時には第3の通貨としての日本円が「非難通貨」としての存在感が増します。

ユーロに対しても、ドルに対しても円が買われる状況が起こるのです。そこで、ユーロ/円を見るのです。

ユーロ/ドルが下がっている中では、ドル/円は上がるという見方が出来ますが「ユーロ/ドルが下がっていて、ユーロ/円も下がっている時は欧州の経済も思わしくなく、円に資金が流入するという状況がおこるのです。」

このようにFXでは、「ドルとユーロの関係、ユーロと円の関係を見る事が非常に重要になってきます。

またユーロの通貨としての通貨としての存在が増し、円の存在感が薄れていく時はテレビのニュースで流れているドル/円の情報だけでは狭い視野しかもてません。


ドル・ユーロ・円、この3つの関係を常に意識するようにして下さいね!

これはあくまでも、一例。 

この主要3通貨の動きは、常に要チェックです。


この他の注意点は・・・、

●高金利通貨に騙されるな

日本は現在、超低金利です。そのため金利が高い国の通貨を買えば、スワップ・ポイントが日割りでもらえます。

FXの会社によっては高金利の国の通貨を売りにして「高金利回りの外貨預金」をうたっています。(銀行等でも、外貨預金のファンドみたいな物がありますよね。)

但し、これらのスワップ・ポイントを狙った投資は「実は危険」なのです。そして実は「始めるには難しい」のです。

なぜなの?

まず、高金利という事は「その国のインフレ率が高い」という事です。正しくはインフレ率が高いからこそ、高金利になっているのです!

そしてインフレは「貨幣の価値の低下を同時に意味」しています。同じ貨幣で買える物が少なくなるからです。


つまり高金利通貨であるという事は近い将来において、価値が下落することを意味しているのです。


仮にクロス/円で高金利の通貨ペアを買っていても、価値が下がって為替差益が膨らんでしまえば、コツコツ時間をかけて貯めたスワップ・ポイントは、簡単に吹き飛んで無くなってしまいます。

最後にもう一つ・・・、前から話していますが、

スワップ・ポイント狙いのトレードをするには、「レバレッジを低めにする」必要があります。

つまり、ある程度の証拠金が必要となる事です。

FXの世界では、「高金利な通貨=リスクが高い」というのが常識になっています。ですので高金利通貨は実は初心者には難しいと言われる由縁なのでしょう。

今回は、ここまで。

第33回のブログを読んで頂きありがとうございました。

次回も頑張って知識を、どんどん吸収していって下さいね。
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【編集後記】
 
次回は「FXで儲けるコツ:続き01」をお伝えします。


ドル・ユーロ・円 この3つの値動きと、世界経済をあなたの頭の中で少しずつ思い描けるように、頑張りましょう。

現在の日本は、円安ですよね!

なんでこんなに円安になったのか? 

他の通貨は何でこんなに高くなっているのか?

世界の経済情報や地震や台風などの天災など、さまざまな要因が常に複雑に絡み合っての世界経済です。

いかにいち早く世界経済の情報をあなたが入手して、分析できるかによって他の人よりも、一足先に有利に取引が出来るようになるので、

これからは頭のすみにでも、ちょこと気にかけるようにして下さいね。FXの見る目が、肥えてきますので!

それでは、次回をお楽しみにして下さい。

 

 

No:032 「FXで儲けるコツ」  

● 「FXで儲けるコツ」
 

第32回目


FXで儲けるコツは3つ

1:大きく勝って、小さく負けること
2:通貨ペアの特徴を知ること
3:FXの為替リスクを知っておくこと


1:大きく勝って小さく負ける

実際に始めてみると分るのですが、人間は勝っている時には「もう利益が出ているから、この辺で決済しちゃえ!」と利益を確定したがるものです。

また、負けているときには、「これから、また上がるかも・・。もう少し待てば・・。」とこのような心境になり、なかなか損を切れずにいる時間があります。

こういった事を克服し、「大きく勝って、小さく負ける」ことこそが勝つ秘訣になるのです!

投資の格言で「たいやきの頭と尻はくれてやれ」というものがあります。全くその通りで、たいやきの全部の利益を食べたい!

という欲望が全部食べ損なったり、半分しか食べられない事になるのです。

だから「全部を勝つ」のを狙わずに「大きく勝って、小さく負ける」これを覚えておいて頂きたいのです。


2:通貨ペアの特徴を知ろう

私も初めの頃はFX会社の通貨ペアが多い会社の方が、良い会社なのでは・・?と思い資料請求して開設した事がありますが、確かにFXでは各会社によっては、さまざまな通貨ペアが選べますが、選べる通貨ペアが多いという事は、たいした利点ではありませんでした。

大事なことは【米ドル、ユーロ、円】。
この3つを十分に熟知してから、他の通貨ペアに手を出す方が無難です。

まずは、ドル/円は基本中の基本からお話しします。FXを始める時には、ここからといってもいいでしょう!

なぜなのでしょうか?その理由は、情報量の多さにあるからです!

テレビやニュースなどでドル/円のレートは毎日流れている事に加え私たちは日本に住んでいますので、日本の情報が入ってくるのは当たり前になっています。

アメリカの経済状況の情報も、他の国に比べると圧倒的に多いからです。しかし、注意して欲しいのは単にドル/円の相場だけを見ていてはいけません。

では、ドル/円の動きを判断するうえで、必ず見ておくべき通貨を紹介します。


それは、ドル/円以外で注目すべき通過は・・・・、

ずばり、ユーロと米ドルなんです。

ユーロ/ドルは、世界一取引量が多い通過ペアだからです!

ユーロはEU(欧州連合)の通貨です。そしてまだ若い通貨ですが、現在では米ドルについで世界第2位の基軸通貨になっているからです。

そして、ユーロ/ドルは世界で1番取引量が多い通貨ペアなのです。

その為に、通貨の取引量も非常に安定しています。

つまり、ドル/円の動きを占う上では必ず見るべき指標になっているとも、いえるのです。

その例としてはユーロ/ドルが下がった時には、(ユーロに対し、ドルが買われること)同時に円に対してドルも買われる(ドル/円が上がる)と一般的に予想されているからです。

但し、ユーロ/ドルだけではドル/円の傾向を見るには情報不足です。そこで見るのがユーロ/円になるのです。

ドル以外の通貨と日本円の通貨ペアをの事を、「クロス円」といいますが、クロス円の中ではユーロ/円は最も取引量の多い通貨ペアになっているのです。


続きは次回で・・・・。
今回は、ここまで。

第31回のブログを読んで頂きありがとうございました。
次回も頑張って知識を、どんどん吸収していって下さいね。


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【編集後記】
 
次回は、「FXで儲けるコツ,続き」をお伝えします。
楽しみに待っていて下さいね!

それでは、次回をお楽しみにして下さい。

 

No:031 「トレードスタイルとレバレッジの秘密関係の続き」

● 「トレードスタイルとレバレッジの秘密関係の続き」
 
第31回目

ポジショントレードのレバレッジは1倍中長期のポジショントレードでは、その為替レートの値動きの幅は相当大きくなります。

ドル/円では、10円、20円の値幅もありえます。

現在155円前後ですから、少し前の115円に比べると40円近く値幅が変動した事になりますね。

そうなると、仮に1万ドルのポジションを持っていれば、10万円、20万円、40万円もの損失もあり得るということです。

ちなみに、これはレバレッジ1倍の場合。

となれば、レバレッジはそこまでかけることはできません。

1倍、多くて2倍が限度です。

デイトレードやスイングトレードとは違い、長期取引では為替差益を狙うというよりも
スワップポイント狙いが主力となってきます。

勿論、決済する際にレートが良い方向に値動きしていたら2度オイシイですよね!


レバレッジ1倍で、それに見合った利益(スワップポイント)を得ようと思えばかなりの資金が必要になります。

これがスワップポイント狙いの取引が初心者には、難しいという大きな理由です。

このように、レバレッジはそれぞれのトレードスタイルにあうものがあるのです。

逆にいえば、レバッジを必要以上に高くすれば、ギャンブル性が増していきます。逆に低くしすぎれば、得られたはずの利益を得ることが出来なくなってくるのです。


ポジショントレードのレバレッジと証拠金:主にスワップ狙い!



90日間のトレード:為替レートは10円近く動く事もある。


1万豪ドルの取引をした場合(1豪ドル=80円で計算した場合)



レバレッジ1倍の時は、証拠金80万円必要

為替値の動き 為替差益 スワップポイント(1日50円)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(+-)10円 (+-)8万円  4500円
                (50円×90日) 

相場が損失の方に動けば、スワップポイントも消えてしまう!


リスクを考えれば、ポジショントレードのレバレッジは1~2倍が限界です。「スワップポイントは各社により変わります。」


まとめ

レバレッジを低めに抑えることは、かなりの証拠金のお金が必要。初心者がいきなり始めるには、ハードルがかなり高いと思われます。

今回は、ここまで。

第31回のブログを読んで頂きありがとうございました。
次回も頑張って知識を、どんどん吸収していって下さいね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】
次回は、「FXで儲けるコツ」をお伝えします。
今回の記事は短かったのですが、次回はもう少し長くお話ししますね!

それでは、次回をお楽しみにして下さい。

 

No:030  「トレードスタイルとレバレッジの秘密関係」

● 「トレードスタイルとレバレッジの秘密関係」
第30回目


トレードスタイルは、前回お話ししたように3つありましたね。
1:デイ・トレード
2:スイング・トレード
3:ポジション・トレード

の以上3つでしたね!

今回は、このトレードスタイルとレバレッジの関係を勉強しましょう。

1:デイトレードのレバレッジは、10~20倍。
超短期のデイトレードでは、数十銭の値動きで売買を繰り返す事になってきます。ですから、ある程度「レバレッジを高めに設定」しなくてはいけません。なぜならば取り引きを行う事で、手数料がかかるのですからそれ以上の為替利益が確定しないと損をしてしまうからです。

ときには、「10~20倍のレバレッジもあり」です!

運悪く相場が損失の方向に動いたとしても、デイトレーダーではほとんど相場に張り付いて取引きを行うものなので、すぐに対処できるからです。

張り付いて取引きを行わない時には、高いレバレッジをかけてはいけませんから,注意して下さい。

デイトレードのレバレッジと証拠金の関係は、0~30銭の為替差益を狙う!


1日のトレードで5000円の利益が欲しい時の例。
1ドル=100円 → 1ドル=100円25銭(=100.25円)
になった時に、5000円の利益を出すためには、

      取引額        為替差益
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      1ドル・・・・・・・・・・・・・・25銭
    100ドル・・・・・・・・・・・・・・25円
     1万ドル・・・・・・・・・・・・・2500円
     2万ドル・・・・・・・・・・・・・5000円

つまり、5000円の利益を得るには2万ドルの取引であることが必要になります。
この時の証拠金とレバレッジの関係は、1ドル=100円の時、

2万ドルの取引になるので証拠金の関係は・・・・、

   レバレッジ1倍:200万円 の証拠金が必要。

   レバレッジ10倍:20万円 の証拠金が必要。

   レバレッジ20倍:10万円 の証拠金が必要。

現実的な取引の範囲は、10~20倍。
つまり、レバレッジは10~20倍が適切になるのです。
ここまでは、宜しいでしょうか?

 次は、スイングトレードです。


2:スイングトレードのレバレッジは、4~7倍。


スイングトレードではデイトレードと比べると、ある程度の大きな値動きの幅を狙っていきます。1回の取引で得られる利益も期待できますが、デイトレードとは違って常に相場に張り付いているわけではないので、「リスクを避けるために
レバレッジは抑えめ」にしておく必要があるのです。

また、値動きの幅が大きいということは、損失も大きくなる可能性があることなので、注意して下さい。 流通量の多いドル/円では値動きが時には10日で5~6円動く事もあります。もし、1万ドルの取引で5円動けば、為替差益は5万円になります。

つまり、スイングトレードでは、取引額にもよるのですが、5~10万円もの値幅を相手にして取引を行うのです。

そうなると、それに見合ったレバレッジを設定して、それに見合った証拠金を預けなければ、相場が損失の方向に動いた時にはすぐにロスカットレベルに達してしまうということなのです。

よって、多くのFX会社のロスカットレベルが20~50%で設定されている事を考えるとスイングトレードのレバレッジは4~7倍が目安になってくるのです。

スイングトレードのレバレッジと証拠金の関係は、
5~6円の為替差益を狙う!
10日間のトレードで1ドル=100円が1ドル=105円になった時に
10万円の利益を出すには・・・・

 目標:1日当り1万円

   取引額           為替差益
 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     1ドル・・・・・・・・・・・・5円

   100ドル・・・・・・・・・・・・500円

    1万ドル・・・・・・・・・・・・5万円

    2万ドル・・・・・・・・・・・・10万円

  つまり、10万円の利益を上げるには2万ドルの取引が必要になる。

  1ドル=100円の時、2万ドルの取引に必要な証拠金の関係は、

  レバレッジ1倍:200万円 の証拠金が必要。
  レバレッジ4倍:50万円  の証拠金が必要。
  レバレッジ7倍:33.3万円 の証拠金が必要。
  レバレッジ20倍:10万円 の証拠金が必要。

 現実的な取引の範囲は・・・、
スイングトレードにおいては、レバレッジ4~7倍が適切になります。
なぜならば、為替相場が(+-)10万円と考えると、現実的な金額の範囲は、33,3万円~50万円の範囲のレバレッジ7~4倍になると考えるからです。

今回は、ここまで。
第30回のブログを読んで頂きありがとうございました。
次回も頑張って知識を、どんどん吸収していって下さいね。


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【編集後記】
次回は、「トレードスタイルとレバレッジの秘密関係の続き」をお伝えします。 少しずつ、全体がみえてきた人もいるかも知れませんね。引き続き、頑張って勉強しましょうね!
 
それでは、次回をお楽しみにして下さい。